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KOBYつうしん月号

14周年記念特集

2007年9月1日発行 VOL 8, NO 9

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14周年記念! 

大高 仁志

【倉庫の一角からの14年】

 コービィ国際学院は、この9月で14周年を迎えます。創立当初は倉庫の一角を教室に使い、一つの部屋をツイタテで仕切って授業を行っていたそうです。その後、いくどかの引越しを経て現在のノバイ校舎に落ち着き、州の認可を受けて全日部を設立、さらに補習校をスタートさせて、地域の日本人教育に貢献してきました。

 ミシガン2度目の駐在で創立時を知る保護者の方からは「同じコービィとは気づかなかった」、創立者である小林学院長も「まさに隔世の感がある」。

 ゼロから始まった小さな学校が、わずか14年の間に、補習校生約200名、アフタースクール生約200名、全日部にも常時10名程度の児童・生徒が在籍するK-12の教育施設になったのですから、大きな躍進を遂げたということができるのではないでしょうか。

 

【バイリンガル教育】

 コービィの教育の柱は、いうまでもなくバイリンガル教育にあります。アメリカに住み、英語に取り囲まれて生活する子どもたちに、日本語を通しての思考訓練を提供することで、年齢に応じたバイリンガル能力の育成を図っていきます。

 確かに、多くの子どもたちは家庭で日本語を使って生活しています。ですから、学校に行って英語を学べば自然とバイリンガルになる、と思われる方もあるかもしれません。ところが、そう簡単にはいきません。生活言語と学習言語とは、重なりも大きいけれど、重ならない部分も多く、生活言語として日本語を使っているだけでは、学習言語としての日本語は身につかないのです。

  つまり、思考の道具としての日本語を自分のものにするためには、日本語を通して学習するということがひじょうに大きな意味を持ってくるわけです。そして、逆説的に聞こえるかもしれませんが、学習言語としての日本語を磨くことによって、思考の道具としての英語の力も飛躍的に発達するといういわゆる「相乗効果」が、真のバイリンガルをつくりだすのです。

 この理論を現場で証明し続けてきたのが、コービィの歴史だということもできましょう。

 

【専門性の高い教育】

 専門性の高いスタッフも、創立時からのコービィの誇りです。全日部の要項をごらんいただいても分かるとおり、コービィの教諭・講師陣は、博士号・修士号を保持するその分野の専門家か、公式の教育機関で長年教員を勤めた教育のプロばかりです。

 ミシガン大学で研究・教育に従事するかたわら土曜補習校やサマースクールで教鞭をとってくださる講師もあれば、コービィの専任教員として授業をしつつ、わずかな余暇を利用して博士論文のための研究を続けているものもあります。日本の受験進学校で難関大学受験指導を経験してきたもの、大手進学塾で中学受験用のテキスト作成にたずさわり、まさに受験戦争の最前線に身をおいてきたものもあります。

 このレベルの教員を確保し、提供しつづけるのはひじょうに難しい作業ですが、これからもこだわりをもっていきたいポイントです。

 

【絶えざる刷新】

 こうして地域の日本人のみなさまに評価をしていただき、14周年を迎えることができたわけですが、もちろん私たちも現状に満足しきっているわけではありません。学校全体を見渡してみても、まだまだ手をつけなければならないところが随所に見られます。

 スタートしたばかりの進学コースもカリキュラムを充実していかなければなりません。家庭で日本語を使う機会の少ない子どもたちをどうサポートしていくかも大きな課題です。もちろん、日常の授業の質を高めていく努力もゆるがせにするわけにはいきません。

 絶えざる刷新をモットーに、常に今より少しだけいい教育を追求しつづけていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

ミニ・サマー・フェスティバル 大成功!

 818日(土)、恒例のコービィ幼稚園ミニ・サマー・フェスティバルが開かれました。

 祭りの中心は、何といってもコービィ幼稚園サマー・スクールのこどもたちが、時間と情熱をかけて作り上げた神輿(みこし)と山車(だし)です。金(色)をふんだんにとり

いれ、制作者全員の名前の入った本格的な神輿を担ぐと、園児の口からはワッショイ! ワッショイ!と元気な声が・・・。初めてコービィに来てくれたお友達も、飛び入りでたくさん参加してくれました。

       

 

 

 

 

 

 

【盆踊り・作品展示・屋台村】

  ほかにもさまざまなイベントがありました。幼稚園のこどもたちによる盆踊りの披露、カメ釣りや金魚すくいなどの遊びが祭りの雰囲気を盛り上げ、カレーやお好み焼きなどを販売する屋台村も大きな賑わいを見せました。

 また、幼稚園舎や第2校舎では、サマー・スクールで幼稚園や小学生のこどもたちが制作したさまざまな作品が展示されました。「親子うちわコンテスト」の出品作、習字・絵画作品のほか、小学生の作文や図工の作品などもところせましと並べられ、楽しく遊び、楽しく学んだサマーを改めて振り返ることができました。

 

【ボランティアのみなさんに感謝!】

 今年も保護者・中高生・講師の先生方など、たくさんの方がボランティアとして夏祭りを支えてくれました。前日の会場設営からじゃがいもの皮むき、とうもろこしの串刺し、当日の調理・販売、そして後片付けにいたるまで、みなさん本当によく働いてくださいました。終始裏方に回って、サマー・フェスティバルそのものをまったくごらんになれなかったお母様もいらっしゃいます。みなさん、本当にありがおうございました。

 おかげさまで、学院長からも「来年からはミニをとりましょう」という景気のいい言葉も飛び出すほど、たくさんのみなさんが参加してくださいました。みなさん、来年もサマー・フェスティバルで会いましょう!

今後の日程 ——ご注意ください!

 

【秋学期の行事予定】

 秋学期の行事予定は以下の通りです。特に、レイバー・デイとサンクスギビングの時期は授業がありませんのでご注意ください。

 〈秋学期〉 820日(月)〜1215日(土)

    ただし、1217日(月)〜1222日(土)にかけて、冬学期の  

   第1週の授業が行われた後、冬季休暇に入りますので、ご注

   意ください。

 〈休校日〉  9  3日(月)             Labor Day

               1120日(火)〜25日(土)  秋季休暇

 〈期末試験〉 補習校の中高生のみ

        12月 3日(月)〜 8日(土)

 〈餅つき大会〉 1216日(日)

 

【帰国生 進学講演会】

 1118日(日)、Novi Sheraton Hotelにおいて、「帰国生 進学講演会」を開催します。コービィ国際学院と駿台国際教育センターとの共催で、帰国受験に関する情報提供を行うとともに、個別の相談に応じる機会ともします。

 駿台国際教育センターからは帰国受験(中学・高校・大学)の担当者が出張してきます。また、コービィからは学院長が出席して、TOEFLSATその他の統一試験についての講演を行います。

 帰国受験をお考えのご家庭は、ぜひともご参加ください。

 詳細は10月号の「コービィつうしん」でお知らせします。

 

秋のアフタースクール

 

 820日(月)から秋学期のアフタースクールが始まりました。現地校の夏休みがまだ終わらないこの時期ですが、連日幼稚園児から高校生までたくさんの生徒たちで活況を呈しています。

 628日付で最初の要項を発行しましたが、その後、多少の変更などがありましたので、お知らせします。

 

【幼児教室】

 まず、月曜日330分からの「幼児英語教室1」が時間の都合でキャンセルになり、430分からの「幼児英語教室2」に吸収合併されます。同様に、水曜日330分からの「幼児絵画教室1」が、430分からの「幼児絵画教室2」と合併になります。3時半からの幼児教室はすべて4時半からの75分授業へと移動させていただきますので、ご承知おきください。

          幼児英語教室  月曜 430分〜545

幼児絵画教室  火曜 430分〜545

 

【小学生】

 小学校46年生対象の「進学コース」ですが、社会科で担当の変更がありましたので、お知らせします。要項では担当・丹羽と発表してありましたが、大高に変更となりました。

          進学コース社会 4年、5年、6年  大高

 

【中学生】

 金曜日の中3英語(発展)、中3社会、中3理科は、今学期は開講しないことになりました。中3生の場合、英語については、中学英文法U(木曜4時〜)か中学英文法V(月曜6時〜)を受講されることをお勧めします。

 なお、中学英文法Tはクラス定員(12名)まであと2ですので、受講をご希望の方はお早めにお申し込みください。

 

【高校生】

 SAT対策講座〉

 SAT対策講座にいくつかの変更があります。

 まず、SAT Critical Readingですが、担当が大高から小林学院長に変わります。

 また、従来のSAT Writing講座を二つに分け、Essay Writing(木曜4時〜530分)はこれまでどおりRosenbaum先生が担当しますが、Writing Sectionの文法選択問題を集中的に攻略するSAT Writing/Grammar講座が、小林学院長の担当でスタートしました。火曜日の6時からとなります。

   SAT Writing/Grammar 火曜6時〜7時30分  小林

   SAT Critical Reading  木曜 530分〜7時  小林

 

 <高校生小論文、高2国語・数学>

 月曜6時からの高校小論文Tと、水曜の高2国語・数学は、今学期開講しないこととなりました。あしからずご了承ください。

 高校小論文に関しては、金曜日の高校小論文U、土曜日の高校小論文Vは開講しておりますので、小論文受講をご希望の方は、そちらを選択してください。

 ただし、高校小論文Uはクラス定員12名)まであと1ですので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。

 なお、講座名のU、Vなどはコースのレベルを示すものではありません。どちらの講座も、高1から高3まで、どの生徒でも選択することができます。ご承知おきください。

 

補習校生(高23)募集のお知らせ

 

 コービィ国際補習校では、2・高3の生徒を募集しています。空きはわずかですので、入学ご希望の方はお早めにお申し込みください。

 

模擬試験情報 --—駿台学力テストについて

 

 コービィでは、中学生対象の模試としてマンスリーテスト、駿台学力テストの二つを実施しています。このうち駿台学力テストは、受験指導において名高い駿台予備校による模試です。中学12年生対象の「中学生学力テスト」と中3生対象の「高校受験公開模試」とがあります。

 試験内容は基礎基本の定着度をみるものから、さらに進んで実際の受験問題に即した発展的な問題まで、幅広い良問が出題されています。

 これまで駿台学力テストを受験した生徒の感想は、「60分のテスト時間で、あの問題数。駿台模試は難しい!」「記述の問題があって、どう書いていいか戸惑った。」等々、この模試はかなり手ごわそうです。しかし、手応えがある分、日本国内の中学生に負けない、しっかりとした骨太の学力が身についていくはずです。

 受験希望の際は、事務局までお申し出ください。今学期の日程は、他の模擬試験の日程と合わせて以下に掲載します。

 

【模擬試験日程】

 〈マンスリーテスト〉  小中学生対象          

実施日

申し込み期限

107

 920日(日)

114

1018

122

1115

                         

 〈駿台 中学生学力テスト〉 中学12年対象

実施日

申し込み期限

107

 920日(日)

114

1018

122

1115

                  

 〈駿台 高校受験公開模試〉 中学3年対象

実施日

申し込み期限

107

 920日(日)

114

1018

122

1115

 

 〈旺文社 高校生基礎力判定テスト〉     

   実施日 923日(木)  

 

学院長面接のお知らせ

 

 在米日本人子女教育のベテラン、小林学院長が、コービィ在学の小学生とその保護者との面談を随時行っていきます。日時を調整して事務局からご連絡しますので、教育相談の機会としてぜひご利用ください。

 

教職員の異動について

 

 秋学期開始にあたり、教職員の異動と、それに伴う担当の変更がありましたのでお知らせします。

 

【離任される先生方】

 すでに春学期終了時点で、土曜補習校の中村徳和先生(小学算数、中学英語)と北村圭一先生(小学理科、中学数学・理科)が退職されました。中村先生はニューヨークの語学学校へ、北村先生は帰国して博士論文を完成される予定です。

 幼稚園専任の渡利英子先生は、カナダのバンクーバーに移って幼児教育の勉強をさらに進められます。

 創立期から長年勤務された超人気講師の西川裕章先生(高校数学・物理)は、NASAのラングレー研究所での研究生活に入られます。

 4人の先生方、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。今後の躍進を心からお祈りいたします。

 

【着任される先生方】

 まずは、産休をとっておられたドナヒュー史子先生(小学算数)が土曜補習校に復帰されます。

 サマー・スクールで活躍してくださった森島嘉弘先生石田玲奈先生が、秋学期からも引き続き授業を担当されます。森島先生は土曜補習校の中学・高校の数学を、石田先生は全日部、アフタースクール、補習校のすべての部門で、小中学生の算数・数学と理科を教えられます。

 土曜補習校の社会科は、高島朋子先生が新しく担当してくださいます。教員経験も豊かで法廷通訳も務める高島先生は、小学高学年と中学生の社会科を担当されます。

 4人の先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【担当の変更】

 以上のような教職員の異動に伴い、土曜補習校では担当者の変更があります。年度途中の変更でたいへんご迷惑をおかけします。離任される先生方からも詳細な引き継ぎ情報をいただき、できるだけ指導の連続性を保っていくように努力しております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 お願い

 

【継続・新規受講の手続きについて】

 補習校、アフター・スクールなどの継続・新規受講の手続きは、必ず所定の期限までに行ってください。特に学期の変わり目などには、手続きを通して早めに継続・新規受講の意思表示をされないと、クラスの申し込みが定員を超えて受講できなかったり、人数の関係で講座が開設されなかったりすることがありえます。一時帰国などで授業料のお支払いに来ることが難しい場合にも、電話や電子メールなどで意思表示をしていただけると助かります。逆に、本帰国などで退学される場合には、必ず退学届けをご提出ください。特に、補習校生の場合、ウェイティングの方にスムーズに入学していただくためにも、かならず事務局までご一報ください。書式は事務局でお受け取りください。

 

[授業料納入期限]

 10月度の授業料納入期限は、911日(火)です。お忘れのないよう、よろしくお願いします。

 

【書籍寄贈のおねがい】

 サマースクールが終わりました。1期10日間で、国語科は毎日違う課題文を読み、解いていくわけですが、そうすると10本分の読み物を読んでいる(もちろん、その一部ですが)ことになります。そうした中で、ふだんまったく読書をしない生徒が「この話、なかなかおもしろいね」といった感想をもらすときがあったりするのです。数多く触れる作品の中で、その生徒の心にひょいとからまる作品が掘り出された瞬間です。

 ところが、その続きを読ませたくとも本が手許にない、するとそこで読書の連鎖は途切れてしまいます。今回のサマースクールでもそんな折々がありました。椎名誠『岳物語』、梨木香歩『家守綺譚』、なだいなだ『心の底をのぞいたら』などなど・・・・・。

 そこで、ご家庭でもうお読みにならない本がありましたら、お譲りいただけませんでしょうか。いただく本は、コービィで大切に活用させていただきます。

(国語科主任・高野祥子)

 

【土曜日の事務取り扱い時間について】

 土曜日の事務取り扱い時間は、12時〜1230分および330分〜430分までとなります。授業時間帯は事務の取り扱いができませんので、ご注意ください。

 

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