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家庭のすること、学校のすること
大高 仁志
【宿題、ちゃんとやったんですが・・・】
ここのところ、いくどか続いてあったので、どうやらわりとよくあることのようです。そう、「宿題、ちゃんとやったのですが・・・」という言い訳。ところがこれが、子どもたちからではないんです。子どもたちを送ってきた保護者の方からのことばなのです。それも、小学生から高校生まで、お父さんからもお母さんからもこんなことばを聞きました。いろいろなバリエーションがあって、「やったけど、朝持ってくるのを忘れちゃったんです。でも、ちゃんとやったのは私が見ましたから。」とか、「昨日、遅くまでがんばってやったんですよ。担当の先生によろしくお伝えください。」というのもありました。で、ちょっと考え込んでしまいました。
【子どもたちは、何のために学校に来るのでしょうか?】
子どもたちは何のために学校に来るのでしょうか。もちろんまず第一は勉強をするためです。しかし、学校で学べることは、知識やその応用の仕方だけではないはずです。では、どんなことが学べるのでしょうか。
「宿題ちゃんとやったのに忘れちゃった」というケースに即して説明してみましょう。まず考えられるのは「せっかくやった宿題でも、忘れてしまったら困る」ということが学べます。それから、「宿題は忘れたけれども、やらなかったわけではないんだと先生に説明する」練習ができます。
「うまく説明できなかったら、先生に怠けたと思われてかわいそう。」と思ってついつい口を出してしまうお父さん、お母さん、ぜひ考えてみてください。親が説明しているうちは、子どもは永久に自分で説明できるようにはなりません。いま本人がきちんと説明できないのは、これまで親が口出しをしすぎてきたからなのかもしれないのです。愛情をもって困らせてあげてください。それが唯一わが子を成長させる方法なのですから。(念のために言っておきますが、1度や2度宿題を忘れたぐらいで教師は生徒を怠け者だなんて思いません。ただし、忘れないということに本気になってもらうため、わざと怠け者だと思ったフリをすることはありえます。)
補習校生の場合、「宿題をさぼったと思われて成績が下がったら・・・」というご心配もあるようですね。いくども繰り返せば成績は下がるかもしれません。成績というのは教師から子どもたちへのメッセージです。各教科、一人ひとりにコメントのつくコービィ補習校の成績表ではなおさらその意味合いが強いと言えます。宿題の提出が芳しくなければ、成績表を通して手厳しいメッセージが届きます。
【家庭にできること】
そんなとき、家庭ではどんな対応をすればいいのでしょうか。誰しも、かわいいわが子に厳しいことばを浴びせられれば、いい気はしません。「日頃からコツコツ努力する習慣を。」などと書かれると、ついカッときて「毎週金曜、あんなにがんばっていたのに。ただ持っていくのを何度か忘れただけなのに。」と思ってしまいがちです。
でも、そこで立ち止まっていただきたいのです。宿題を忘れたのは紛れもない事実です。だとしたら、そこから何かを学びとろうと考えるほうが建設的ではないでしょうか。子どもが「先生は分かってくれない。」とすねたりでもしようものなら、そこでこそ親の出番です。「ちょっと待ちなさい。宿題をがんばってやったことはお母さんも知ってるわ。とってもよくがんばってるって感心してるのよ。でも、持っていくのを忘れた点は反省しないといけないんじゃない。」褒めるところは褒めながら、言うべきところはビシッと言ってあげてください。
【自立をうながす連携】
ここまで読んできて、「そんなの当たり前だろう。ウチじゃぁ宿題の言い訳なんかしないよ。」とお思いの保護者の方も多いと思います。素晴らしいことです。でも、「宿題忘れの言い訳」は一つの顕著な例に過ぎません。問題は、目の前の課題、成果に気をとられ、自立の芽を摘み取ってしまうことなんです。
「宿題(試験)の範囲をプリントして配ってやってください。」などというのも同類です。「今すぐにここで結果を出す」ことのために、長い目で見た自立をはばんでいる面がどこかにないでしょうか。親だからきっとあるはずです。かわいい子に旅をさせるのは辛いですからね。
ぜひとも家庭の関わり方を総点検してみてください。家庭と学校と、目指すところは同じです。自分で考えて自分で行動できる子どもを育てる。年齢に応じたそれぞれの「自立」のため、家庭と学校が、心を一つにして、そして時には心を鬼にして協力し合えればと思っています。
英検
@コービィ 受験者募集
実用英語技能検定、いわゆる「英検」ですが、コービィでも1次試験を受験していただけることになりました。受験できるのは2級から5級までの各級です。
コービィでの最初の検定は、2008年1月27日(日)です。お申し込みは11月12日(月)より、事務局で受け付けます。
帰国生大学進学講演会
例年、駿台との共催で行っている「帰国生大学進学講演会」が近づいてきました。米国内のこのタイプの催しとしては破格の参加者数を誇るコービィの帰国大学進学講演会は、今年も駿台の国際教育センターから井原俊哉氏、天羽真生氏が出席し、変動激しい帰国生入試について細心の情報をお伝えします。もちろんコービィからは小林学院長が、在米子女やその保護者の立場から統一試験や帰国入試の攻略法について講演します。
主
催
駿台国際教育センター、コービィ国際学院
日
時
11月18日(日) 午前10時〜正午
場
所
Sheraton Detroit Novi
参加費
無料(事前の申込も不要です)
マンスリーテスト、算数・数学検定
【マンスリーテスト】
11月のマンスリーテストは、4日(日)に行います。ただし全日部生、土曜補習校生は授業の一環として時間中に実施します。
12月度のマンスリーテストは12月2日(日)に実施します。受験希望者は11月15日(木)までに申込み手続きをしてください。
【算数・数学検定]
国際算数・数学検定は11月8日(木)の実施です。年度当初に発行した要項とは時間を変更し、午後4:30からの開始となりますのでご注意ください。
今回は受験者数も倍増し、ちょっとしたブームの予感です。受験者のみなさん、がんばってください。
コービィの図書をご利用ください
コービィの図書は多くがみなさまからの寄贈で成り立っています。最近の新着図書の目玉は「ダレン・シャーン」のシリーズです。ご寄贈くださったみなさま、ありがとうございます。もちろん、今後も書籍の寄付は歓迎いたします。不用になった書籍、お引越しで持ち帰りきれない本などがありましたら、どうぞコービィにお持ちください。できるだけ多くの方にご利用いただけるよう、大切に管理させていただきます。
現在、幼稚園、第1校舎(Room1、6)、第3校舎(廊下および各教室)を中心に、数多くの図書が開架されています。貸し出しの条件は「必ずきちんと返してください」というだけで、カードも登録も不要です。子どもたちの心の肥やしになるような優れた作品がたくさんおいてありますので、ぜひとも積極的にご利用ください。
保護者面談について
【小学生の保護者面談】
今月より始まった補習校初等部(小学)生の保護者の学院長との面談は、おかげさまで順調に進んでおります。 教育相談、進路相談の機会とするとともに、保護者のみなさまからの生の声を受け、いっそうきめ細かい教育が実現できるよう、活かしていきたいと思います。
【高校生三者面談】
例年行っている高校生とその保護者との三者面談も、このあと順次開始していきます。長年帰国生入試の指導に携わってきた小林学院長が、SAT、TOEFLなどの統一試験の学習法から、受験校の選び方、受験勉強の進め方などを中心に幅広くアドバイスしてます。
【中学生】
中学生保護者との面談は教頭が行います。詳細は追ってご連絡いたします。
授業料納入期限
月額授業料の納入期限は、各月度の始まる一週間前までとなっています。12月度は11月13日(火)から始まりますので、12月度の納入期限は11月6日(火)となります。授業料やその他の費用を納入する際には所定のPayment
Slipをご利用ください。詳しくは事務局でお尋ねください。
今後の予定
11月
4日(日)
11月マンスリーテスト
(全日部生は2日、土曜補習校生は3日)
11月
6日(火)
12月度授業料納入期限
11月
8日(木)
国際算数・数学検定
11月12日(月) 英検申し込み開始
11月15日(木)
12月マンスリーテスト申込締切
11月18日(日)
帰国生大学進学講演会
11月20日(火)〜24日(土) サンクスギビング休校
事務局受付時間帯
事務受付時間は次の通りです。ただし、サンクスギビング休校中(11月20日〜24日)は事務の取り扱いができませんので、ご了承ください。
月〜金 午前9:00〜午後5:30
土曜日
午前9:00〜午後4:30 |